☆ふみふみ日記☆

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札幌で保健所出身のふみと 暮らす預かりワンコ達の新しい飼主探しの日記

2011年 04月 05日 ( 1 )

先日会社の上司が、自宅前で迷子の小型犬を保護した。

『可哀想に思って自分の家で飼うことにしたらしい』と、別の上司から話を聞いたので
保護した上司に直接話を聞くことにした。

ネットなどで一部の犬好きさんが、犬を保護した情報を見るたびに思うことは
『自分の家で飼おうとか、新しい飼主さんを募集する前に元の飼主さんを探す努力もしてほしい』
ということ。

飼主がいない犬を見かけた多くの人が『捨てられたんだ』と考えるようだが
犬をよく保護する人の話や、自分の経験から考えると
単に迷子になってしまったケースの方が、圧倒的に多いのが本当のところ。

犬は帰巣本能があるから自分で家に戻ってくると思い込んでいたとか・・・
自分で探しているけど、どこにも届けを出さなかったので保護されてもわからなかったとか・・・
保護した人がどこにも届けを出さずに、捨て犬だと思い込んでしまったとか・・・
非常に残念なことだが、実際にはよくある。

犬を保護した上司に、まず飼主を探した方が良いと話そうと思ったのだが
直接話を聞いてみると、なんと元の飼主が見つかったのですでに犬を渡したという。

上司の話では、犬を保護した後すぐに居住地域の自治体に届けを出したそうだ。
迷子犬の情報を確認してもらったが、該当する犬の届けは出ていなかった。
仕方ないので自分で飼うことを検討していると、知り合いがネットでその犬の迷子情報を
見つけたという。 それは間違いなく、保護した犬のことだった。


元の飼主さんは近隣の自治体に住んでいて、届けもちゃんと出したが
自治体間の連携の不備で情報が共有されなかったという・・・
ヒジョーに残念なケース。 

ちなみに札幌市と江別市でのことだ・・・

市の担当者が『近隣の自治体と情報は共有してますから』と言ったとしても
鵜呑みのするのは危険。
悪気はなかったとしても、所詮人間のやることだからヒューマンエラーも想定しよう。

情報の共有はされなかったが保護した上司によると、犬は小型の純血種だったので
飼主登録をしてる犬のデータを持っていた行政側は、同じ純血種を飼っている家に
お宅の犬はいなくなってないかと、わざわざ問い合わせをしてくれたという。

飼主登録も大事なことだと改めて思う。(半分くらいの飼主が登録してないらしいが)

こういうケースを聞くと、自治体の責任だけを追及する人が中にはいるが
個人的には『自治体を責める前に飼い主の問題が圧倒的に大きい』と思う。

犬を飼う人間には、犬の登録と所有者明示の義務が法律で定められている。

このシンプルな義務を果たしていれば、どれだけの手間が省けることか・・・。

犬の首輪に飼主がわかるように鑑札をつけたり、迷子札をつけたり
いざという時のための対策を是非施して欲しい。  飼主の義務として!
首輪が外れた場合のことも考えて、マイクロチップを入れておくことも有効。


うちの犬は迷子になんてならないから~、なんて考えているのは、愚かな飼主の証拠デスヨ。

東日本大地震でも多くのペットが、飼主がわからず保護されているという。
飼主自身が不幸にあわれたケースもあると思うが、少なくとも保護されたペットがどこの子で
あるかがすぐわかれば、保護する側の負担も大幅に軽減されるだろう。

自分の犬が迷子になることは『想定内』として対策をとることは、飼主として当然のコトなのだ。
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by fumi_mama | 2011-04-05 12:12 | 動物愛護

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