2008年 10月 04日
猫白血病と猫エイズのこと
さて青さん、手術の時に血液検査をお願いしてました。
血液検査は一般的な健康チェック。
結果は特に異常なしですが、血液検査では腎機能や肝機能の数値を含め
表面的にはわからない色々な情報が含まれてます。
青さんもワンコ同様に、今後年一回検査していく予定です。
今回は猫白血病と猫エイズの検査も一緒にお願いしました。
生後5ヶ月なので、そろそろ検査結果が落ち着く頃だし。
(幼猫の場合、母猫からの以降抗体や感染の時期などの問題もあり
検査結果が正確でない場合も多いそうです)
これが怖くて、姉妹猫さんの募集の時には先住猫さんのいないお宅を選びました。
猫飼いさんでもそのあたりの知識がほとんどない人が多い印象です。。。
というか、先住猫がいて生後2、3ヶ月までの小さい子を希望するのは
個人的には少しバクチに近いような気がします。(保護しちゃったのとは違うし)
もちろんちゃんと知識があって、検査の結果がはっきりする年齢まで
完全に隔離するっていうくらいの人なら安心ですけどね。
先住猫さんがいる場合は、何度か検査する(検査方や時期も変えて)など
念には念をいれることも必要かもしれません。
病気の猫を差別することなく受け入れるのと、健康な猫にうつっても構わないと
いうのは、全く違うことだと思うので。
(複数飼いの場合、感染猫がいたら生活の場を分けたり、食器を変えたりと
飼主が正確な知識を持つことが重要。・・・手放すのではなく)
青たち兄妹は生後3週間くらいで保護したので、可能性があるのは母猫からの
母子感染。(母猫さん野良ちゃんだし)
保護当時の健康状態から、可能性は低い方だと思うけど確認は必要です。
写真を撮るまでに時間が経っていたので、下の方がにじんでますが「陰性」です
(検査直後は綺麗に確認できたそうです)
頂いた冊子です。
ちょっとドキっとするコピーですね。
猫の約5~10%以上が猫白血病ウィルスに
約10~30%以上が猫免疫不全(猫エイズ)に感染してると報告されているそうです。
思ったより多いですが、検査をしてない潜在的な感染を考えると
10%以上、30%以上という不確定な数字が怖いです。
本当はどれくらい多いんだろう。。
冊子には「もらわない」「あきらめない」「ひろめない」で
大切な愛猫を守りましょう、とありました。
抜粋します。↓
『もらわない』
病院で血液検査を受けること。それが感染予防の第一歩です。
まず血液検査を行い、感染の有無を確かめましょう。
未感染であれば「室内で飼う」「去勢手術をする」「他の猫との接触を避ける」
などの方法で感染をガードします。(感染猫との接触により感染する)
『あきらめない』
感染しても諦めないで下さい。愛猫を勇気付けるのは飼主さんの愛情です。
感染・発症しても、平均寿命より長生きする猫も少なくありません。
愛猫が安心して過ごせる環境を整え、各々の症状にあわせた対処療法を
行うことで、寿命を延ばすことも可能です。
『ひろめない』
他の猫に感染させない。飼主さんの守るべきマナーです。
ウィルスに感染した猫は、他の猫にとって脅威です。
特に「放し飼いにしてる」「複数の猫を飼っている」という飼主さんは、感染を
拡大させないよう注意が必要です。
飼主さんたちが正しい知識を身につけ、感染を未然に防ぐことが大切です。
予防を徹底し、全体の感染率を低下させることが
最終的に猫をウィルスから守ることにつながります。
北海道の条例では、猫の放し飼いは禁止されています。
また1度検査で「陰性」の結果が出ても、その後「外に出てしまった時期がある」
「複数頭飼い」している場合は、何度か検査した方が良いかもしれません。
かかりつけの獣医さんに状況を説明して、意見を聞いてみることをお薦めします。
他の生き物と暮らすというのは、単に”癒し”を求めるだけではすみません。
自分と違う生態を持つ相手を守るためには知識が必要です。
大事な愛猫が苦しまずに暮らせるように、出来る限りのことをしたいですね。
血液検査は一般的な健康チェック。
結果は特に異常なしですが、血液検査では腎機能や肝機能の数値を含め
表面的にはわからない色々な情報が含まれてます。
青さんもワンコ同様に、今後年一回検査していく予定です。
今回は猫白血病と猫エイズの検査も一緒にお願いしました。
生後5ヶ月なので、そろそろ検査結果が落ち着く頃だし。
(幼猫の場合、母猫からの以降抗体や感染の時期などの問題もあり
検査結果が正確でない場合も多いそうです)
これが怖くて、姉妹猫さんの募集の時には先住猫さんのいないお宅を選びました。
猫飼いさんでもそのあたりの知識がほとんどない人が多い印象です。。。
というか、先住猫がいて生後2、3ヶ月までの小さい子を希望するのは
個人的には少しバクチに近いような気がします。(保護しちゃったのとは違うし)
もちろんちゃんと知識があって、検査の結果がはっきりする年齢まで
完全に隔離するっていうくらいの人なら安心ですけどね。
先住猫さんがいる場合は、何度か検査する(検査方や時期も変えて)など
念には念をいれることも必要かもしれません。
病気の猫を差別することなく受け入れるのと、健康な猫にうつっても構わないと
いうのは、全く違うことだと思うので。
(複数飼いの場合、感染猫がいたら生活の場を分けたり、食器を変えたりと
飼主が正確な知識を持つことが重要。・・・手放すのではなく)
青たち兄妹は生後3週間くらいで保護したので、可能性があるのは母猫からの
母子感染。(母猫さん野良ちゃんだし)
保護当時の健康状態から、可能性は低い方だと思うけど確認は必要です。
写真を撮るまでに時間が経っていたので、下の方がにじんでますが「陰性」です
(検査直後は綺麗に確認できたそうです)
頂いた冊子です。
ちょっとドキっとするコピーですね。
猫の約5~10%以上が猫白血病ウィルスに
約10~30%以上が猫免疫不全(猫エイズ)に感染してると報告されているそうです。
思ったより多いですが、検査をしてない潜在的な感染を考えると
10%以上、30%以上という不確定な数字が怖いです。
本当はどれくらい多いんだろう。。
冊子には「もらわない」「あきらめない」「ひろめない」で
大切な愛猫を守りましょう、とありました。
抜粋します。↓
『もらわない』
病院で血液検査を受けること。それが感染予防の第一歩です。
まず血液検査を行い、感染の有無を確かめましょう。
未感染であれば「室内で飼う」「去勢手術をする」「他の猫との接触を避ける」
などの方法で感染をガードします。(感染猫との接触により感染する)
『あきらめない』
感染しても諦めないで下さい。愛猫を勇気付けるのは飼主さんの愛情です。
感染・発症しても、平均寿命より長生きする猫も少なくありません。
愛猫が安心して過ごせる環境を整え、各々の症状にあわせた対処療法を
行うことで、寿命を延ばすことも可能です。
『ひろめない』
他の猫に感染させない。飼主さんの守るべきマナーです。
ウィルスに感染した猫は、他の猫にとって脅威です。
特に「放し飼いにしてる」「複数の猫を飼っている」という飼主さんは、感染を
拡大させないよう注意が必要です。
飼主さんたちが正しい知識を身につけ、感染を未然に防ぐことが大切です。
予防を徹底し、全体の感染率を低下させることが
最終的に猫をウィルスから守ることにつながります。
北海道の条例では、猫の放し飼いは禁止されています。
また1度検査で「陰性」の結果が出ても、その後「外に出てしまった時期がある」
「複数頭飼い」している場合は、何度か検査した方が良いかもしれません。
かかりつけの獣医さんに状況を説明して、意見を聞いてみることをお薦めします。
他の生き物と暮らすというのは、単に”癒し”を求めるだけではすみません。
自分と違う生態を持つ相手を守るためには知識が必要です。
大事な愛猫が苦しまずに暮らせるように、出来る限りのことをしたいですね。
by fumi_mama
| 2008-10-04 12:37
| 犬猫の健康管理