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☆ふみふみ日記☆

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札幌で保健所出身のふみと 暮らす預かりワンコ達の新しい飼主探しの日記

8歳からの挑戦!(・・・大袈裟な)

ゴローちゃん、明日はトレーニング教室の日だね。

通わせて頂くのは”ステップ2”。
基本的な訓練を身につけたワンコが通うオトナ犬のクラスだ。

  基本的な訓練を身につけた・・・

        基本的な訓練を身につけた・・・

           ・・・激しくビミョ~だが、私はどちらかというと
           色んな刺激の中、しかも専門家の先生がついてくださる状況で
           トレーニングをするというのは、家で覚える以上の意味が
           あると思っているので、背伸びしながらも頑張りたいと思う。

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                         『うん』

  先日のセミナーでもお話があったけど
  シェルターにいる子の背景を考え、それを承知で引き出すこと

  これは日本でも同じだと思う。

  ただ決して誤解して欲しくはないのだけれど
  保健所やセンターにいる子は『問題がある犬』と思っている方も多いかも
  しれないが、決して全部がそういうわけではない。
  放棄される一番の理由は引越しが圧倒的に多い。
  それに犬自身に問題があるという場合でも、ほとんどが飼主の身勝手な理由だ。
  飼主が知識を身につけたり、専門家に助言を求めたり、生活に工夫を
  すれば回避できる”問題”も少なくない。(ゴローちゃんの逃走癖(?)みたいに)
  
     飼い主自身のモラルに問題がある場合がほとんどと言っていいのだ。

     では何故、その犬の背景を考える必要があるのか、と思う方もいるかもしれない。

     犬はそれ以前に生活した環境から色んなことを学習している。
     今の日本では、犬の躾やトレーニングに関しての誤解が多かったりして
     『犬は厳しく躾ないと!』『甘やかしてはいけない!』とばかりに
     人間に対しての恐怖心を植え付けてしまう場合もある。
     
     飼主自身は、可愛がりつつ躾を厳しくしているつもりでも
     犬が叱られたとき、過剰に反応してしまうようにしてしまうのだ。

     逆に甘やかしすぎて要求癖(吠え癖)がついていたり、
     その家庭でなら「普通」で済ませていたことが、問題になる場合もある。
     それまでどういった環境で暮らしていたかわからないとはそういうこと。

     だからこそ、成犬譲渡をする場合、なるべくその犬の個性(性質や特徴、
     どういう場合にどういった反応をするかを含めて)を確認して、基本的な躾を
     入れ譲渡に出したいと思う。
     
     その子の新しい生活が少しでも楽になるように・・・。
by fumi_mama | 2007-10-26 12:51 | ゴローちゃん

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