2006年 11月 30日
言葉だけでは・・・
その人は言った
『犬を捨てる人間なんか信じられない!』
そうはっきりと口にした。
センターから一般譲渡されて新しい飼い主さんの家へ行ったワンコ。
でもほんの一月で手放された子。
その飼い主さんの家の人は
『だからセンターにいた犬なんて引き取るのは嫌だった』と言ったそうだ。
『センターに戻す』と・・・
次の飼い主さんは、その子の事情を知って受け入れてくれた。
病で若くして逝った愛犬の分まで、最期まで大事にしてあげたいと。
その数週間後・・・・そのワンコはまた手放された・・・
飼い主さんは、その仔の性質をよく理解してあげることが出来なかった。
次の飼い主さんは、その子を見た途端気に入ったそうだ。
そのまま家に連れて行きたいと頼み込み、そうした・・・
次々に飼い主が変わるのは犬にとって大変なストレスである。
私の預かりっ子ではなかったものの、心配になって譲渡の席に
立ち会わせてもらった。
新しく飼い主になる彼は言った。
『犬を捨てる人間なんて信じられない』と。
簡単にそう言い切った。
でも犬と接する彼の姿には、責任の重みが感じられなかった。
その仔が遊びたくて暴走した時、彼らは他の人が連れているワンコを
見て『可愛いね~』と無邪気に笑ってた・・・
この家族では無理だ・・・
だがワンコはその家族に譲渡されてしまった
ワンコが再び手放されるのはわかっていた
それがいつかはわからなかっただけで・・・
そうして
数ヵ月後、ワンコはやっぱり手放された
犬との暮らしは毎日続く生活だ。
基本的には『センターにいた犬』も『ペットショップから買った犬』も
責任の重みに変わりはない。
安易な同情だけでは続かないのもまた現実。
自分のライフスタイルにあっている犬か、自分が扱いきれるかどうか
冷静になって考えるという、本当に最低限のことを忘れてはいけない
言葉なんか安い・・・
犬を捨てる人間なんか信じられないと言った人間が、犬を捨てる・・・
『センターにいた犬を引き取ってやった』
『ただの犬だから』
そう考える人は結構多い・・・
『センターにいた犬』も普通の犬と変わりはない。
お金も時間もかかる。
『助けてやった』と自己満足に浸るアクセサリーではない。
『最初に捨てた飼い主が悪いんだ。自分は違う』
そんな言い訳を聞いたこともある。
最初に捨てた飼い主も、何番目に捨てた飼い主も、犬は自分で選べない・・・
命を救えばその命に対して、責任が生まれる
それは里親探しをする人間にも言えること
その仔の一生を見守る責任が生まれるのだから
里親を見つけたら終わり!
良かった~!おめでとう~!!
幸せになりました!
めでたし、めでたし~
ではなくて、まさにそこからが本番。。。
犬と飼い主との生活はそこから始まる・・・
『犬を捨てる人間なんか信じられない!』
そうはっきりと口にした。
センターから一般譲渡されて新しい飼い主さんの家へ行ったワンコ。
でもほんの一月で手放された子。
その飼い主さんの家の人は
『だからセンターにいた犬なんて引き取るのは嫌だった』と言ったそうだ。
『センターに戻す』と・・・
次の飼い主さんは、その子の事情を知って受け入れてくれた。
病で若くして逝った愛犬の分まで、最期まで大事にしてあげたいと。
その数週間後・・・・そのワンコはまた手放された・・・
飼い主さんは、その仔の性質をよく理解してあげることが出来なかった。
次の飼い主さんは、その子を見た途端気に入ったそうだ。
そのまま家に連れて行きたいと頼み込み、そうした・・・
次々に飼い主が変わるのは犬にとって大変なストレスである。
私の預かりっ子ではなかったものの、心配になって譲渡の席に
立ち会わせてもらった。
新しく飼い主になる彼は言った。
『犬を捨てる人間なんて信じられない』と。
簡単にそう言い切った。
でも犬と接する彼の姿には、責任の重みが感じられなかった。
その仔が遊びたくて暴走した時、彼らは他の人が連れているワンコを
見て『可愛いね~』と無邪気に笑ってた・・・
この家族では無理だ・・・
だがワンコはその家族に譲渡されてしまった
ワンコが再び手放されるのはわかっていた
それがいつかはわからなかっただけで・・・
そうして
数ヵ月後、ワンコはやっぱり手放された
犬との暮らしは毎日続く生活だ。
基本的には『センターにいた犬』も『ペットショップから買った犬』も
責任の重みに変わりはない。
安易な同情だけでは続かないのもまた現実。
自分のライフスタイルにあっている犬か、自分が扱いきれるかどうか
冷静になって考えるという、本当に最低限のことを忘れてはいけない
言葉なんか安い・・・
犬を捨てる人間なんか信じられないと言った人間が、犬を捨てる・・・
『センターにいた犬を引き取ってやった』
『ただの犬だから』
そう考える人は結構多い・・・
『センターにいた犬』も普通の犬と変わりはない。
お金も時間もかかる。
『助けてやった』と自己満足に浸るアクセサリーではない。
『最初に捨てた飼い主が悪いんだ。自分は違う』
そんな言い訳を聞いたこともある。
最初に捨てた飼い主も、何番目に捨てた飼い主も、犬は自分で選べない・・・
命を救えばその命に対して、責任が生まれる
それは里親探しをする人間にも言えること
その仔の一生を見守る責任が生まれるのだから
里親を見つけたら終わり!
良かった~!おめでとう~!!
幸せになりました!
めでたし、めでたし~
ではなくて、まさにそこからが本番。。。
犬と飼い主との生活はそこから始まる・・・
by fumi_mama
| 2006-11-30 23:50
| 動物愛護