☆ふみふみ日記☆

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札幌で保健所出身のふみと 暮らす預かりワンコ達の新しい飼主探しの日記

2008年 09月 16日 ( 1 )

お留守番の少ないお家

私は保護犬の里親募集をするにあたって
一律に『お留守番の少ないお家を希望します』という条件は出さない。
もちろん、留守がちでないことが理想だし、子犬の時期や持病を持ってるワンコには
そうした”条件”は必要だと思う。
またそうした”条件”を出されている保護主さんにもそれぞれ理由があるんだと思ってる。

常に長時間お留守番が必要というのは、そもそも犬を飼うのに適してない
家だと思うし、病気になっても病院に連れて行ってもらえないようでは困る。

私が『お留守番の少ないお家』を条件に出さないのは
1日中人が家にいること=良いとは思っていないから。
もちろん、一緒に過ごす時間がたくさんとれるのに越したことはないけど
ただ一緒にいれば良いということでもない。

「犬は昔から人のパートナーだから常に傍にいるのが普通」
そんな主張を聞いたこともある。
そうかもしれない、と思った。

それは欧米の狩猟文化の中で、犬は人のパートナーだったから、という
発想から来たものだろう。
でもおそらく欧米の人は犬に対して日本人ほど過保護ではないし
「可哀想だからお留守番なんてさせられない」という発想もないと思う。

ただ現実にお留守番をしなくていい犬なんているのだろうか?
家で仕事をする人も一生家から出ないわけではないだろう。
買い物だってあるし、家族で外食を楽しむこともあるかもしれない。
身内の不幸があったら、誰も家に残ってないのが普通だろう。
そんな時はどうするの?

犬自身が病気になって入院が必要になるかもしれない。
普段お留守番の出来ない子は、入院すらできないかもしれない。
「お留守番は犬のストレスになるからさせない」 のではなくて
「いざという時にストレスにならないように日頃から躾ておく」のが
本当に犬のことを考える飼い主さんなんだと思う。

私が保護犬を譲渡に出すとき、お留守番の少ないお家(普段誰かが家にいる)の場合
犬によっては、お留守番のトレーニングをお願いしている。

ペットの行動カウンセラーの菊地さんが、こんな記事を書かれている。
「犬との遊びは質が大切」

この記事を読むと、人間の子供と親のかかわりに似てるなとふと思った。

ただ長く一緒にいれば良いというものではなく、どう過ごすかというのも大事。

1日中親が家にいるから良い子に育つとは限らない。
親が仕事をもって忙しくても、忙しい中でも子供に対して少しでも時間を作り
話を聞いてくれたり遊んでくれたりする。
そんな子供はきっと、親の立場を考えて我がままを抑えることを学んだり
待つことを学んだり、でも愛されていると実感して育つんじゃないだろうか。

1日中人が家にいたからといって、犬が幸せとは限らないと思う。
接し方によっては、分離不安になったり、いざ留守にする時に吠えつづけて
しまったり、悪戯をしたりしてストレスサインを発することになる場合もある。

そうしたサインを発してる子は、何か問題を抱えているのかもしれない。
一緒にいる時間が長いからと、サインを見逃してはいませんか?
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by fumi_mama | 2008-09-16 12:36 | 犬の躾とトレーニング

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